あ、ねこさとろぐ(別館です)

彩の國の理学療法士。常々思っていること、お気に入りの物だけを広めていきたい。ガジェットやロードバイク好き、カメラはSONYのα6000 ilce-6000Yを使っています

【感想】お金は楽しく使った方が得!『働く君に伝えたい「お金」の教養: 人生を変える5つの特別講義』を読んでみた

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こんにちは、ねこさとです!

生きていく上では、お金は絶対的に必要ですよね。

働いているのもお金が必要だから、そのために頑張って働いている人も多いと思う。

中には「働く動機はお金だけではない」という方もいると思うけど、それはある程度、「生活」出来る基盤が出来ていて、そこに「不安」がない人が言っている人が多いのかなって印象。

多くの人は世捨て人みたいに生活しているわけではないので、少なからずお金のために仕事していると思うんだよね。

 

そんな中で、「将来が不安だ」「貯金しなくちゃ」「年金が破綻してしまうかも」とか思ったりして、極端に節約するような生活を選択している方もいるんではないでしょうか?

ぼくも似たような考えで生活をしていました。

この本「働く君に伝えたい「お金」の教養: 人生を変える5つの特別講義」を読んでからは、考え方が変わった。

財産三分法

お金には3つに分けて管理することが出来るそうです。

①財布:日常で使うお金(食費、日用品など)
②投資:なくなってもいいお金(恋人へのプレゼント、株、習い事など)
③預金:流動性の高いお金(①の補充と貯金。困ったらすぐに引き出せることが鍵)

 ぼくは、似たような形で資金を運用してきたけど、どうしても預金しているお金を崩すことが嫌だった。

だが出口氏は、預金は必要なときにいつでもお金を引き出せること、つまり流動性にこそ、その本質的な価値があると述べています。

流動性を持たせるためには、預金は金利の比較的高い定期預金ではなく、普通預金を強く勧めています。その前に金利とかの説明があったので、預金は流動性をもたせることが鉄則という提案には納得しました。

確かに、定期預金だと急なアクシデントの時とかにはすぐには引き出せないですし、なんのために預金なのかとなってしまいますよね。

今の御時世、メガバンクに預金しているからと言っても、金利は微々たるものだし引き出せない方がデメリットが大きすぎますね。

お金を使うときのルールはひとつだけ。「楽しいかどうか」

楽しく、かつマイナスになれなければ、それでいいのです。と、出口氏は述べています。

この御時世に使うことの方が不安が多いなかなのに、強気のことを言っていますね。

楽しく使うというのは、「なにも考えずに使う」とはまったく違うそうです。

賢く使うには、「財産三分法」のバランスを取りながら使うことである。賢く使うためには、自分の収入は支出を把握していないと出来ないことだし、収入の範囲で使えるお金を考える必要はありますね。

楽しく使うと言うのも、人それぞれの価値観もあるし、倹約して月に1度は美味しいご飯を豪華に食べるのも、「楽しく使う」って意味では当てはまるのかなとは思う。

お金の「いい使い方」は十人十色!

人生のプラン

「何歳でこうして。何歳でこうして…」と組み立てた自分のプランどおりに進む人生なんて、ガイドブックに書いてあることを指さし確認していく旅行のようなものです。それって退屈だし、みなさんがやる必要はないですよね。

ぼくも親からは、耳にたこが出来るぐらいに、貯金のことを強く言われたことを覚えています。そのせいもあり、お金には結構細かいところもあります。

実家がそこまで裕福ではなかったのも背景にはあるんですが…

プランを立てすぎると、楽しみも自ずと規制がかかってしまうし、行き当たりばったりの方が人生楽しく謳歌できるんじゃないかなって思う。

もちろん、ちゃんと収入や支出などのバランスを考えた上で、楽しく使っていきましょうよ。と!

さいごに

ぼくたちは、学校でもお金の使い方に関しては学んでこなかったと思う。

この御時世もあり、「使う」ってことに少し不安があって躊躇してしまうことが多いのかなって感じる。

この本を読んでからは、①財布、②投資、③預金といったお金のバランスを考えながら、自分が好きなように「使っていきましょう」ということを学べた。

会話形式で話しが進んでいくので、とても読みやすく頭に入ってきやすい内容です。

出口氏は保険会社の社長ってこともあり、保険の事のことも触れており勉強になった。

日本は、もう少しお金に対しての考え方のカリキュラムを取り入れた方がもう少し良くなると思うんよな。

お金に不安を持っている人には、オススメの一冊になっていますので、気なった方は手にとってみてください。

参考になる一冊です!

 

こんな感じっ