相手に「期待」することは失礼なのかもしれない
こんにちは、ねこさとです!
ここ最近思うことがある。
最近でもないけど、これはずっと思っていること。
仕事をしているとイライラすることってありませんか?
人間だし、誰しもがイラっとすることの一つや二つあると思う。
大半は、社内の人間関係のことだと思います。
ぼくも、新卒で新人で入社した頃はすごく悩んだ。
世間でも話題になる「上司とうまくいかない」ってやつだ。
ぼくが、「社会人不適合者」なのか、はたまた「人間不適合者」なのか悩んだぐらい。
今となっては、ぼくにもいたらない点はあったなって反省している。
そんなぼくが、上司と合わないタイプを考えてみようと思う。
こんな人は上司と上手くいかない
- 我が強い
- 自分勝手
- わがまま
- こだわりが強い
- 人の話しを聞かない
- 人の気持ちが分からない
- 自分が1番だと思っている
- 自分の思うようになると思っている
- 私が神だ!!!
9、は冗談だとして列挙したのを見ても、総じて「協調性がない」人なんだろうなって思う。
はい、協調性ないです。
社会人不適合者です。
いろいろ挙げてみたけど、結局は似たようなことを挙げているんだなぁ。
社会人不適合者ではなかった
ぼくが、勤務している病院は特殊なのか、新人のぼくが「これおかしいな」所謂「これヤバくね」って思えることが目に見え、更には肌で感じれるほどだ。
その「これヤバくね」って思っていることを上司に報告すると嫌な顔をするのだ。
嫌な顔はするが上司も大人なんで、一応は聞き入れてくれる。
聞き入れることはしてくれるけど、行動には移さない。
ってのは良く聞く話しで…
そこにぼくは、イライラしていたんだと思う。
組織がどうのこうのって理由で、動けなかったんだろうなって今になっては思うことが出来る。
実際には動いてくれてたんだろうけど、変わらなかっただけだと思うことにしている。
ぼくは、上司に報告したらきっと「良くなってくれるんだろう」と期待してたんだろうと思う。
そう「期待」です。
相手に期待するってこと
期待ってどういう意味かを調べてみた
期待(きたい、英:expectation)とは、何らかのことが実現するだろう、と望みつつ待つこと。また、当てにして待つこと
-ウィキペディアより
なにかの心理学では、「期待」とは物事がこうあるべきだと自分が思っていることを、思い込んでいることが大半だという。
例として、期待しているとき …
- 「こうあるべきだ」
- 「するべきだ」
- 「せねばならぬ」
- 「こうならなければ」
- 「こうなるはずだ」
- 「するのが当然だ」
- 「する必要がある」
などなど、といったことを心理的に思っているんだと。
こう列挙したことを見ると、期待していることを達成して「当たり前」な感じですよねぇ。
当たり前って思ってしまうから、達成しなかった時の「がっかり感」と自分の思うように行かなかったときの「イライラ感」も募ってしまう。
勝手に相手に失望してしまう。
「勝手」にってのがポイントで、相手に期待するってことは、自分が求めている期待値、一定のレベルまで達してね。ってこと。
勝手に「期待値」を挙げることでがっかりする
このことからぼくは、相手に対して「過度」に期待することを止めた。
全く期待しなくなってしまうと、相手に伝わってしまうこもあるので注意が必要。素っ気ないとかね。
相手に何かを伝えるときとかも、1割、2割程度分かってくれたらいいなぁってスタンスでいると、精神衛生上いい。
それを実行することで、相手に「優しく」できるようになったように感じる。
為末 大さんの言葉で言うところの「諦め」に近い感じかな。
ポジティブな意味合いでね。
その他にも、自分ではどうしようもない無力さを学ぶことも出来たのだと思う。
変えられないものを受け入れることの大切さ。ですかねぇ。
さいごに
自分が、勝手に相手に期待してしまうのは「失礼」なんではないのかと思うようになった。
勝手に期待して、勝手に失望するって、どんだけ自分勝手なんだよって。
「解決策は自分の中に。」を持っているとストレスが多い世の中で生きていけるんではないかと思っています。
要は考え方で、人間関係も論理的に考えることも必要かなって思う。
この本は、前向きな諦めについて描かれていて、人間関係に悩んでいる人には参考になる一冊だと思う。KindleUnlimitedで読み放題の対象にもなっています。
気になった方は是非。