【感想】人目を気にして、本音がいえなく消耗してるあなた「本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方」を読んでみた
社会に出ると理不尽なことって多々あると思います。
「なんで分かってくれないんだ」「会社の方が明らかにおかしいのに、異議を唱えると頭ごなしに怒られ、力で抑えつけられる」って事はよくある話しです。
ぼくも、そういう経験は多々あって、何度落ち込んだことか。
人にもよるけど、人間は自分より劣っている人を見て自分と比べ、支配することで優越感に浸ってしまうと言われている。
自分の言うことを聞いてくれる人が、「善人」で、それとは反対に反抗してくる人は「悪人」となるわけです。
少なからず読者の方も経験はあると思います。ぼくも自分の意見を聞いてくれる人の方が大好きですよ。自分の意見に賛同してくれる人の方が気持ちがいいものだし、寄り添って生きていきたいですね。
そう、依存に近い感じです。
分かり合えるという幻想
この本書は、そういう世界の中でどう生きていけば良いのかって指南書みたいな感じです。
本音を言うことで、人間関係が悪くなるって恐れてしまう。誰でも考えることですよね。ぼくの経験上でも、人とは分かり合えないと考えています。
堀江氏もこう述べています。
議論は平行線のままでいい
それにしても、日本人の議論を避ける傾向、いや全員が同じ意見でなければならないという強迫観念はいったい何なんだろうか。
中略
たとえまともな議論にならず、ケンカになっただけだとしても、議論することが無意味とは思わない。僕は、意見が一致しないからという理由でその人のことを嫌いになったりはしない。意見が一致しないことと、相手のことを嫌うということは、そもそも、全く別のことだ。
分かり合えないから、議論をし意見交換をし、相手のことや自分のことを知ってもらうんですがね。
恐らく議論をすることで、ストレスを感じる方もいるとは思う。
ストレスを感じる方は、相手とは分かりあえないという前提で議論をした方がストレスを感じることは少ないのかと思う。
あくまで、意見交換って考えることです。
バカ正直になっていた
堀江氏が述べていることで、すごく印象深かったのがある。
それは、「情報は覚えるな!」
堀江氏いわく、情報は浴びることだという。
大量の情報を、脳という引き出しにいったん全部詰め込む。そうすれば、何かのきっかけで引き出しの中の情報がぱっとつながって、新しいアイディアが生まれる。
とりあいず、頭に情報を詰めるだけ、詰めておいたら、必要なときに脳が勝手に選択しアイディアが生まれるってことですかね。
ボクも仕事をしていて感じることは、自分で調べものしていたり、先輩から教わってたりしてたら、必ず分からないとこってあるんですね。
時間が経って、似たようなケースがあったときに、調べたことや教わったことがふとしたときに繋がる事がある。
今つながらない情報はあるけど、未来につながる情報はたくさんあることは感じるな。
量が質を作るのであって、その逆はない。
いい言葉だな。
ボクは堀江氏とは違う人間なので、頭がパンクしないように適度に情報を浴びてみましょう。
こんな感じっ