あ、ねこさとろぐ(別館です)

彩の國の理学療法士。常々思っていること、お気に入りの物だけを広めていきたい。ガジェットやロードバイク好き、カメラはSONYのα6000 ilce-6000Yを使っています

【感想】あなたは攻撃的な行動を取っていませんか?「他人を攻撃せずにはいられない人」

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こんにちは、ねこさとです!

生きていく上には、働かないといけないですよね。
働くってことは、他人と接する機会が増えてくるってことです。
ぼくは、理学療法士って仕事をしていて、患者さんや利用者さんと色々な方と接する機会が多いです。
その中でも優しい人もいれば、とっつきにくい人もいます。
働いていて思うことは、「十人十色」って言葉がある通り色々な人がいるなって思う。

 その中でも、職場の人間関係は大変だなって感じます。

個人的にはとっつきにくい人はまだいいですけど、攻撃的な人とどういう接し方をしたらいいのか分からないのです。

そう、分からないのです。

 

 

ことある事に文句をつけてくる

何をするにも文句をつけてくる人っていませんか?
新しい事業や業務改善のために新しい事を導入するといった、イベントごとに対して。
批判ならまだいいんですけど、文句だけ言ってフェードアウトする人とかね。

こういう人の思考回路って個人的には興味深いんですよね。

ぼくの、職場にもこういう人はいるので、日々観察しています。

 

発言と行動が乖離している

例えば、

「スタッフのために頑張っています」

「今後も仲間としてやっていきたいです」

「業務改善のためにこういう事をしたらいいんじゃないですか(提案)」

エトセラ…

などと言っている。

でも行動はそうでなく、発言はするが自分では動かない。
動かないは語弊がありますね。もっと言えば、自分が「納得」いくものでないと動かない、自分が「興味ある」事に対してはすごく積極的。
人間なので、興味がないと腰が重いってのは分かるんですが、あからさまに仕事を選ぶ人ですよね。
更には、その人に対して意見を言うと形相を変えて、まるでヤーさんの如く攻撃的な態度をとります。
こっちが間違った事言ってしまっているのかと錯覚に陥ってしまいます。

萎縮してしまって何も言えなくなるという無限ループです。

 

全てを支配したい欲

こういう人って、自分が全てを支配しないと気が済まないんでないかと思います。

「他人を攻撃せずにはいられない人 」の著者である、片田珠美もこう述べています。

自分が全てを支配していたいからである。
もっとも、現実的にはそれはできないので、他人のちょっとした弱点や過失などを指摘して、自分の力を見せつけようとするわけである。

中略

自分に能力、知識、経験などがあることを誇示するために、うまくいっていることをわざわざなくして、複雑で面倒なことを押し付けるようなことをする。
しかも、それがうまくいかず、みんなの仕事を妨げるようなことになっても、自分のやり方が間違っていることを決して認めない。自分のやり方を変えると、万能感が傷つくからである。

まさにその通りで、自分が世界の中心なんだと思っている人の思考だと思います。

しかし、その反面メンタルも弱い人なのかと思ってしまいます。
その人に対して、意見を言ったその時は横柄な態度をとるけど、その後を観察してみるとすごく落ち込んでいるんですよね。
横柄な対応での会話の中でも、時折、「それはみんなも思っていることなんですか?」と発言もあったします。
他人の意見は聞かないけど、他人から自分がどう見られているのか、どう思われているのかは敏感なようです。
それゆえに、自分の弱点を隠すために、自分を大きく見せて威嚇をするような対応をするんでないかと思う。

 

付き合い方はどうしたらいいのか?

こういう人って経験上、何言っても変わらないんですよね。
年を取れば取るほど、経験値も上がってくるし成功体験からくる思考も固まりやすくなるので、相手の考えを変えることは難しい。

性格からくる「頑固」とはまた違うようにも思えるですよね。

片田珠美もこう述べている

そういう人なのだとあきらめるしかない。
「あきらめる」とは「明らかに見える」ことでもある。攻撃欲の強い人をじっくり観察していると、善意にもとづいて行動する誠実な人を相手にする場合とは全然違って、話し合うことすら難しいという印象を抱くこともあるが、それは、それで受け入れなければならにない。

「明らかに見える」とは、その人の事を受け入れて静かに観察するって事で何でしょうか。相手の考えを変える事は難しいので、自分の考えを変えてしまう事が手っ取り早いしストトレスも少なく済むと思う。
そういう事を言っているんだと解釈できる。

大変失礼な言い方になってしまうが、攻撃的な人は何かしらの「精神疾患」があるんでないかと疑ってしまう。
自分の精神衛生上のためにも、そう思わないとやっていけない。
どんな形であれ、受け入れる事から上手く付き合っていけるコツがありそうです。
たまたまぼくの場合は、相手を病気なんだから仕方ないと思う事でストレスを軽減しているんだと思う。

そう思う事で「優しく」できるんですよね。相手にも自分にも。

自分の苦手な人は、受け入れる事も時間がかかると思うし、上手く避けながら過ごすのもいいかもしれないですね。

 

さいごに

捉え方を変えるだけで、少しでもストレスを少なくなる事は出来るんでないかと思う。

ぼくは、理学療法士で人間観察が仕事なので、職場の人間関係も観察しながら過ごす事でストレス軽減しています。
あとは、人は分かり合えないんだってスタンスでコミュニケーションをとっているので気持ちは軽いです。

 

人間関係って面白くもあり難しい。