【洋楽】人生観を変えたくれたPunk Rockバンド(Rancid)
ぼくは音楽も好きで、特に洋楽を好んで聴きます。
洋楽を聴くようになったのは、高校1年生のときですかね。
思い返すと、あの頃に出会った一つのバンドが人生観を変えたといっても過言ではないぐらい衝撃的だったことを覚えています。
ジャンルで言えば、「Punk Rock」言われるんだけど、知っている方は少ないのかなぁ。
日本のバンドはよくロックって類いに括られていることが多いような。
まぁジャンルはどうでもいいけど、Punk Rockってすごい音楽だと思っている。
今でも、自分の人生の基盤となっているし、出会えて良かったって思っています。
ちょっと、そのバンドのことについて書いてみようかなって思う。
Punk Rockってなに?
Punk Rockって分からない人もいると思うので、軽く浅く説明でもしてみしょうか。
パンク・ロック (Punk Rock) は、1970年代中頃に生まれたロックのスタイルの一つ。パンクと略称されることが多い。アメリカのニューヨークのボヘミアン的なロック・シーンに産声を上げ(ラモーンズ、パティ・スミスなど)、1976年にはその影響を受けたセックス・ピストルズがイギリスのロンドンでデビュー。その後、イギリスに同傾向のバンドが続々と登場し、ロックの一時代を築いた。当初は反体制的、または左翼的なメッセージを歌うバンドが多かったが、次第に政治的な色彩は弱まっていった。パンクの音楽性の一部はニュー・ウェイヴに引き継がれた。
-ウィキペディアより抜粋
説明っていってもウィキペディアさんからの抜粋だけど、これだけでもイメージはできるんじゃないかな。
時代背景とか説明したらかなりの長文になりそうなので、これぐらいで。笑
Rancid(1991年〜)
このバンドがぼくの人生観を変えてくれたバンドです!
1991年にアメリカ合衆国カリフォルニア州バークレー(通称イースト・ベイ)で結成されたパンク・バンド。
◆メンバー
・ティム・アームストロング(Gt, Vo)
・ラーズ・フレデリクセン(Gt, Vo)
・ マット・フリーマン(Ba, Vo)
・ブランテン・スタインエッカート(Dr)
詳細はウィキペディアさんが網羅しているので、出来ればそちらを参照して頂けるとRancidがいかにクールなバンドか分かると思います。
Rancidの前身のバンドのOperetion Ivyはあまりにも人気が出てしまったから解散するって行動がクールすぎる。
その行動だけで惹かれてしまう。
因みに「Rancid」の英和は主にこう訳されている
腐ったような悪臭のする、不快な、鼻持ちならない
バンド名に恥じないぐらいの曲をたくさん出していて、すごく心に響く。
反社会的なことや労働者階級に向けての歌詞も多いけど、家族や友人といった人との繋がりを大切にするバンドで、家族・友人愛についての歌詞もあったりする。
家族愛とかになると、バラード調になったりして、ダサくなってしまう曲が多いけど、Rancidはそうは感じさせないバンド。
もうおっさんの年代だのに元気で活動しているから、これもまたすごいですよね!
自分の親世代に近いのに、こんなかっこいい音楽をしているのだから尊敬しかないっす。
年代順タイトルで好きな曲を列挙してみる
Rancid(1993)
1stアルバムから「Hyena」
hyenaって曲名からして、かなりの漢臭さを感じる。
PVもかなりかっこいい作りになっていて、当時の古臭い感じが好き。
さすがアンダーグラウンドな音楽。
古き良き90年代。
Let's Go!(1994)
2ndアルバムから「Radio」
この曲はGreen Dayのボーカルのビリー・ジョー・アームストロングも制作に携わった曲。
PUnk Rockっていったら硬派なイメージの曲が多いけど、これは意外とPopな感じで馴染みやすい曲かなって思う。
ライブでも結構やってくれる人気の曲。
And Out Come The Wolves(1995)
3rdアルバムから「Time Bomb」
このアルバムは名盤すぎて名曲の宝庫だからピックアップするのが大変。
個人的に、このアルバムでは「Time bomb」って 曲が特徴的だなって感じる。
Ska調の曲もできるし、Rancidって幅広いメロディーセンスがあるんだなって感じるアルバムになっている。
他にも、マットのベースのテクニックが光る「Maxwell Murder」とかもあって名曲勢揃いなのでオススメ。
Life Won't Wait(1998)
4thアルバムから「1998」
この曲はかなり思いれがある曲。
当時(高校生)は新聞配達をしながら、聴きまくった曲。
きっとこの曲がなかったら、頑張ってこれなかったって言っても過言ではない。笑
このアルバムでも更なるRancidのメロディーセンスを感じることができる。
ロカベリー調の曲もあったりして、聴いていて飽きさせることをしないバンド。
Rancid Ⅴ(2000)
5thアルバムから「Loki」
このアルバムは、かなり速さを求めた曲が多い。
曲自体も短めで1分満たない曲もある。
結構、漢臭いので好きなアルバム!
政治的なことを言っている歌詞が多い印象だけど、Rancidらしさが出ているいい作品。
- アーティスト: ランシド,ラーズ・フレデリクセン,ティム・アームストロング,マット・フリーマン
- 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
- 発売日: 2000/07/19
- メディア: CD
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Indestructible(2003)
6thアルバムから「Fall Back Down」
2000年代になってからは、かなりメロディーが変わった印象を受ける。
本作のテーマは「死」と「喪失」である。 マット・フリーマンは祖母を、ラーズ・フレデリクセンは兄を亡くし、ティム・アームストロングは離婚を経験。さらには、ジョー・ストラマー(元ザ・クラッシュ)の死。それらの辛い経験を乗り越え、その先に見えた希望を込めた作品がこのアルバムである。
-ウィキペディアより
メンバーにとって、かなりつらい時期だったときに制作された作品。
涙を誘う歌詞も多くて、漢泣きさせられてしまいます。
If I fall back down, you're gonna help me back up again
If I fall back down, you're gonna be my friend
俺がぶっ倒れたらお前が起き上がるのに手を貸してくれるだろ、
倒れてもお前はダチでいてくれるんだろ
ぼくは感情移入しやすいので、不覚にも泣いてしまいます。
Timのイケメンが際立つPVになっている。
さいごに
他にも名曲はあったけど、厳選するとこんな感じかな。
上記あげたアルバム以外にも、あと2作品あるけど購入していないので書くことはできませんでした。
音楽って不思議なもので、辛いときにこそすごくパワーをもらいますよね。
当時、高校生だったぼくは、不満をたくさん感じてたらしくてやり切れない思いでいっぱいだったのでしょう。
そのときに出会ったのがRancidでありPunk Rockだってわけです。
自分が思っていることを代弁してくれてるようで、すごく惹かれたんですよねぇ。
こんな音楽があるんだって、衝撃的だったし、すごく嬉しい気持ちになったことを覚えている。
初めてライブ観たときは、感動しましたとも。
今でも辛いときや迷いがあると、聴いて当時のことを思い出しています。
それぐらい愛着のあるバンド。
Green Day、Ramones、THE CLASHとか好きなら聴いてみてほしい。
オッサン臭いけど、音楽って古き良き90年代の方が好き。