あ、ねこさとろぐ(別館です)

彩の國の理学療法士。常々思っていること、お気に入りの物だけを広めていきたい。ガジェットやロードバイク好き、カメラはSONYのα6000 ilce-6000Yを使っています

【感想】依存することは弊害でしかないけど、依存は気持ちが良いものだよね。「旅と日常へつなげる ?インターネットで、もう疲れない。?」を読んでみたよ

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旅と日常へつなげる ?インターネットで、もう疲れない。?

旅と日常へつなげる ?インターネットで、もう疲れない。?

 

 動機

チェコ好きさんのブログを読んでいて、Kindleが出るってことで購入。

チェコ好きさんは諸外国に足を運んでの、実体験を元に書いているってことで興味がわかないわけがないよね。

ブログの方も数々の書籍のレビューもされていて非常に興味深い。

ぼくもあれぐらい、考えがまとまっていて書けたら良いなーって思ったり…

 

 

著者のブログ:

aniram-czech.hatenablog.com

 

印象に残ったことば

新しい欲望には、いつどこで出会えるかわかりません。わざわざ旅行にまで出向かなくても、日常生活のなかだって、十分に出会うことができる可能性はあります。だけど、PCやスマホの向こうに必ず「人」がいるだけで、SNSを眺めているときに欲望が生まれることだけは確実です。

 

「文字にする」という行為は、自分の頭のなかのふわふわしたイメージをバシッとつかまえて、紙やPCの画面に焼きゴテで刻印するようなものです。それはときには強引で、ときに残酷な行為でもあります。

 

「他人とちがうこと」を発信すれば、必ずそれに惹かれる人間が、周囲に集まってきます 

 

SNSで人とつながるのは、淋しさを紛らわすためでも、自分の有能さやセンスをアピールするためでもありません。あなたや私が媒体となって、他者が別の物事への接するための接点になるためです。

 

ひとこと

この本のテーマは、インターネットに疲れずに上手く付き合っていく方法を取り上げている。

読んでいる中ですごく興味深く感じたのは、「隣の家の騒音を自分の家のステレオのボリュームを上げて掻き消すようなもの」というフレーズが出てくる。
これは、Facebookや他のSNS等で心を消耗している人たちに言えることなのかなって感じた。友達が投稿した写真や文章を見て「いいなー!」「楽しそうだな」「自分より幸せそうだ」と嫉妬心が湧き上がり、それに負けじと自分も投稿する。という負の連鎖に取り憑かれている人とかに言えるのかなって。

少なからず僕もそうだったので、気持ちはわかる。

今では、臭いものには蓋をするではないけど、非表示にする機能があるのでそうしています。ストレスを溜めるのはリアルだけで十分ですよね。

そこで、たまにはネットから離れ、リアルに向き合う時間を作ってみましょう。と、この本で提案されている。

ネットから離れることで、リアルで起きていることに五感を使って感じることも出来るし、写真を撮らなくても文字に起こさなくても、記憶に残せる体験ができると。

しかし、ぼくはブログを始めて思うことは、些細なことでもネタになるんだなって感じるようになった。これは本書でも述べていることでもあるが、ネットに繋がっているからこそ気づけることでもあるのかなって。

一概にネットに繋がっていることが「悪」ではなく、適度な「距離感」が大切だということ。

最初は意識しないと出来ないことなのかなって思うけど、あまりにもネット依存、周りの目を気にしすぎると良くないですよね。

 

ネットとより良い関係を築くために良い「距離感」をとっていきたいものだ。

 

こんな感じっ